新緑映える5月の広島市で開催される花と緑と音楽のお祭り、フラワーフェスティバルが今年も5月3日から5日まで開催されました。

フラワーフェスティバルに参加されている広島女学院大学の学生さんたちの【広島女学院大学折りづるひろば】では、訪れた人々が平和への願いを込めて折り鶴を制作し、その過程を通して平和について共に考えるという活動がされていました。

今回、学生さんたちが着用しているユニフォームのTシャツと、折り鶴作りに使用する折り紙のデザインは、私たち日美が担当させていただきました!とはいえ、この活動の中心にいるのは学生さんたちです。デザインは、学生メンバーからアイデアを募り、その素敵な原案を活かしながら、私たちの方で多少の修正を加える形で完成しました。

今年は女学院大学の学生たちのブース全体で、なんと約7千羽もの折り鶴が参加者の手によって折られたそうです。
初日から、海外からの観光客を含め、多くの人々がブースに足を運び、折り鶴を折っていました。

最終日の5日夕方、参加者の皆さんが平和への願いを込めて折ったたくさんの折り鶴は、 原爆の子の像へと捧げられました。その光景は、言葉を超えた強いメッセージとして、平和公園を訪れた人々の心に深く刻まれたことでしょう。

平和への想いを繋ぐ広島女学院大学の学生さんたち。その活動に少しでも関われたことを、私たちは誇りに思います。今後もこの温かい輪がさらに広がることを願っています。